足元はブーツ派?それとも草履派?

学生最後の晴れ舞台の日、卒業式。どんな袴を着ようかな・・・考えるだけでわくわくしますよね。最後の晴れ舞台だからこそ、細部にまでこだわって参加したい人も多いはず。そこで今回は、袴に合わせる履物に注目!卒業式の袴にはブーツと草履のどちらが似合うのか、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

和装の基本「草履」

◆◆メリット◆◆

古典的で上品な印象を与えることができる

履きやすい、脱ぎやすい

どのような柄の着物にもマッチしやすい

◆◆デメリット◆◆

足元が冷えやすい 

履き慣れていないので鼻緒擦れしやすい

卒業式の大半はまだ寒い3月に行われますので足元が冷えてしまうことも。雨や雪で濡れてしまいそうな場合は、予備の足袋を持っていきましょう。また、普段履きなれていないため、歩きづらかったり、鼻緒擦れによって足を痛める場合もあります。

レトロでハイカラな雰囲気「ブーツ」

◆◆メリット◆◆

背丈が伸び、スタイルが良く見える

レトロでハイカラな雰囲気に

ブーツは雨や雪の日でも歩きやすく、寒さ対策にも◎

履き慣れているので歩きやすい

普段はなかなか出せないレトロでハイカラな雰囲気を出すことができるのは、ブーツを履く大きなメリットです。またブーツはヒールの高さがあるので脚を長く見せることができ、スタイルを良く見せることができます。草履に比べて履きなれているので、草履の鼻緒ずれの心配がないのも安心!

◆◆デメリット◆◆

草履に比べると履き替えに時間がかかる

紐がほどける可能性がある

袴を履くと、足元が見えないため紐がほどけそうでも自分で気が付くのは難しい・・・万が一ほどけてしまった時も、普段着ならブーツの紐を結ぶために前に屈む動作は気にもなりませんが、綺麗に着付けられた振袖や袴を着ている状態では着付けが崩れないかという事も心配な点です。

草履かブーツかで変わる袴のサイズ

ブーツか草履かで、レンタルする袴のサイズが変わってくるってご存じでしたか?
草履の場合はくるぶしあたりまで袴で隠れるように、ブーツの場合は袴の裾は足首あたりまで。そのため、袴選びのタイミングではどちらを履くか決めておいた方が安心です。

草履もブーツどちらにするか迷ってしまう時は、前撮りと式当日のコーディネートを変えてみてはいかがでしょうか。これならイメージの異なるスタイルが2通り体験できますね。さらに式当日も、天候や気温を考え、自分に合った履物を選んでくださいね。